安田の長文ツイート

ツイッター:@xNelonex

無理

ふと、バイトから疲れて帰ってきた時、自分の現実を省みることがある。大学に5年間もいたのに就職活動はまともにせず、卒業してからやっと始めたものの、情報工学科を卒業したのにIT企業に17社落ちた。すぐに就職して働くつもりだったのに、全然採用されないし一次面接すら通らないから、結局諦めてアルバイトを始めた。アルバイト先の選択も間違えた。大手スーパーだからしっかりしているだろうという安易な考えで選択した場所は、ずっと飲料ケースを運んで品出しをする、割と疲れる内容だった。

 これだけ落ちたらもうIT企業は無理だろうな。他の業界も無理そう。なんの汚れも遜色もないピチピチの大学4年生の22歳と、ボロボロの経歴を持った既卒2年目やがて26歳の俺。どっちを選びますか?俺が選ばれるとは到底思えない。もう新卒を諦めて一般で探すしかないのだろうか。どちらにせよまともな就職はできないだろうな。むしろずっとフリーターかもしれない。

 人間関係もゴミだ。前のアルバイトでも誰とも仲良くなれず、最終的に無視されたし、今のアルバイトも俺以外はみんな仲がいい。一昨日入ってきた新人は1年ほど前に辞めて戻ってきたらしく、すぐに周りのアルバイトと仲良くお喋りをしていた。驚いたことに声が小さくてあまり喋らない人もその人とは笑い合っていた。大学時代は友人は誰一人として出来なかったし、グループ活動も俺の知らないところで俺以外のメンバーだけで計画して発表していたことが2回あった。就職活動にも響いていて、面接が一回も通ったことがない。俺は少しずつ周りの人間を失っていって、最後は1人になって死ぬんだと思う。

 何が楽しくて生きてるのかわからない。何もやりたいことがないし、趣味もない。昔からの習慣で漫画や小説などは買い集めているが、最近は全然と言っていいほど読んでいない。もう疲れたんだよ。本屋に行っても、本棚に囲まれていると「どうせ死んだら何もかも無駄になるのに、本を買って読んで何になるのだろう」と思う。死んだら何も残らないのに、物を買う意味がわからない。日中は体が怠すぎて眠すぎてまともに動けない。かといって夜に何か有益なことをしているということはない。アルバイトも仲間がいて仲良くできれば少しは楽しく続けられると思う。逆に人に対して憎悪が膨らんでくる。ぶつかっても何も言わない客、「どいてください」すら言えない俺の作業をしている隙間から商品を取る客、俺以外と仲良くして笑い合っている他のアルバイト。本当に腹が立つ。

 多分こんな感じでこれからの人生も続いていくのだろう。状況が悪くなることはあっても良くなることはない。期待して育ててくれた両親と祖父母に申しわけがない。まともに就職できず、女性どころか男性とすらも仲良くできない。数少ない友人とも会いたくない。これから恥ばかりの人生を歩むことがわかっているから。最後まで恥を晒して笑われるから。早く死ぬべきなのだろうか。最後まで増え続ける苦しみを味わって死ぬぐらいなら、若いうちに死んでおくべきなのではないだろうか。4年後の30歳になってまともな就職ができず孤独に苦しい生活をして、惨めな思いをして笑われる前に。賃貸で死ぬと事故物件になって迷惑をかけてしまうので崖から飛び降りようと思っていたが、勇気が出なさそうなので山の奥でゆっくり首を吊ろうと思う。