オタクがよくやる自作アイコンに挑戦しました。紙に下書きをして写真を撮り，写真の上から線画を描いて色を塗った。線画までは自分なりによくできたけど色ぬりになるとめんどくささと難しさが一気に跳ね上がった。塗りつぶしを使えばいいんだと気づき，意気揚々と黒で塗りつぶしをすると，線画で線を繋げていなかったせいで範囲が全体になってしまって画面が真っ黒になった………。なんとか線を繋ぎなおして完成まで漕ぎ着けた。
完成した自作アイコンを実際にツイッターアイコンに使ってみると，なんか微妙だった。公式が用意してくれているアイコンの方が断然良い。線も歪んでいて汚い。結局自作アイコンを使わなかった。意味ねえ。
作ることの難しさを知った。今回の絵はもちろん，街中で目に映るもの，例えば道路，車，建物。何１つとして俺は作ることができない。俺は誰かが作った環境に支えられて生きている。
この前見た博物館でも昔の人が作ったとは思えない技術力で楽器や織物が展示されていた。それらも俺には作れそうもない。
これからもそれぞれの道のプロが作った恩恵を受けながら，消費者として生きていこうかな♪
と思ったけど，よく考えたらこれらの技術者を支えてきたのは食を提供してきた農家だ。町を守ってきた武士だ。それぞれが支え合って恩恵を受けている。社会に参加することで誰かの支えになっている。社会での仕事は全体で支え合うことにつながる。
と，偉そうなことを思った無い内定の４月から無職の人でした。
