黒に近い青
今日は父親と父親の彼女と一緒に出かけた。
父親の彼女は気軽にタメ口で話してくれていいよと言ってくれてるけど,あんまり会ってないしそこまで仲良くもないのにいきなりタメ口で話しかけるのは難しい。
あと俺の人間不信が働いて彼女がどう思っているのか色々と勘ぐってしまう。彼女はどんなことがあっても肯定してしまう。俺が留年しそうになった時や,父親と喧嘩した時も怒らずに肯定していた。その態度に嘘をついているような仕草は見受けられない。
全てを肯定する人間は初めて出会った。悪いことがあっても全て肯定するので逆に信用できない。
父親と喧嘩した時は,「私もよく怒るよ」と言っていた。俺に見せているのは他人に対して使う顔で,家では父親と同じように怒っていたりするのだろうか。父親と仲良くなるのだから同じような考え方や価値観を持っているのだろうか。
彼女と会う時はそんなことを考えて不安を感じている。失礼だ。それと同時に彼女に会うたびに彼女の優しさに触れて警戒心が和らいでいるような気もする。ふわふわです。